モモが調べたいろいろな事例から、いくつか選び出して取材しました。
その成果をまとめます!
八木町バイオエコロジーセンター
モモのコメント
堆肥生成のみならず、エネルギー自給のコンセプトを取り入れた先進的プラント。
売電などにより収支のバランスもとれつつあるようです。
キーワード
畜産ふん尿、堆肥、メタン発酵、ガスエンジン発電
住所
京都府船井郡八木町
市町村規模
9,036
予算規模
17億2千万円
導入期間
平成10年
参考リンク
http://office.city.kakegawa.shizuoka.jp/newevsn/ev243.pdf
http://www.maff.go.jp/biomass/ad_dai1/biomass9.pdf
東藻琴村
モモのコメント
土づくり」をコンセプトとして、堆肥、液肥を地元畑作農家へ。
特に、においのまったくない液肥は利用用途も広がっています。
キーワード
家畜ふん尿、堆肥、液肥、土壌菌
住所
北海道網走郡東藻琴村
市町村規模
2,866
予算規模
17億2366万円
導入期間
平成9年 (堆肥センター、液肥センター設置 )
参考リンク
http://www.ohotuku26.or.jp/organization/higasimokoto/higasimokoto.html
長井市レインボープランコンポストセンター
モモのコメント
「レインボープラン」はWEBページに経過が非常に詳しく報告されており、単なるコンポスト生成工場ではなく、地域社会をつくるという意気込みが感じられます。ステキ。
キーワード
畜産ふん尿、生ゴミ、コンポスト
住所
山形県長井市五十川5632
市町村規模
31,800
予算規模
6億2900万円
導入期間
平成8年 (コンポストセンター設置)
参考リンク
http://www.city.nagai.yamagata.jp/rainbow/
http://www.maff.go.jp/biomass/ad_dai1/biomass9.pdf
京都中央農業協同組合
モモのコメント
植物由来の堆肥はたいへん人気があるそうです。
居住環境に近いので、におい対策をいろいろと行い、トラブルを防止しているとのことです。
キーワード
樹木剪定枝、ビールかす、堆肥化
住所
京都市
市町村規模
1,387,264(京都市)
予算規模
4億6600万円
導入期間
平成6年
参考リンク
http://www.kyo-ja.com/
http://www.maff.go.jp/biomass/ad_dai1/biomass9.pdf
コープこうべ
モモのコメント
コープこうべの環境への取り組みとして稼動。採算性の低さが唯一の悩み。
キーワード
生鮮食品加工残さ(生ゴミ)、畜産ふん尿(牛糞)、もみがら、堆肥化
住所
兵庫県三木市
市町村規模
76,345(三木市)
1,478,380(神戸市)
予算規模
3億8千万円
導入期間
平成10年
参考リンク
http://www.kobe.coop.or.jp/eco/ecofarmweb/institution/compost1.html
http://www.kobe.coop.or.jp/ecoreport/pdfdata/ecoreport2003_p24.pdf
http://www.maff.go.jp/biomass/ad_dai1/biomass9.pdf
栃木県塩谷郡高根沢町 びれっじセンター
モモのコメント
宇都宮市のベッドタウンとして機能している住宅密集地から生ゴミを収集。こちらも堆肥は大人気。
キーワード
牛ふん尿、生ゴミ、もみがら、堆肥化
住所
栃木県塩谷郡高根沢町
市町村規模
30,206
予算規模
6億6千万円
導入期間
平成12年(事業開始)
参考リンク
http://www.town.takanezawa.tochigi.jp/
http://www.maff.go.jp/biomass/ad_dai1/biomass9.pdf
札幌生ごみリサイクルセンター(三造有機リサイクル(株))
モモのコメント
単独の事業として収支をとることに成功。札幌市から処理量の増強依頼を受けているが設備を建設する敷地が足りないのが現在の悩み。
キーワード
事業系生ゴミ、飼料化
住所
北海道札幌市東区中沼町45-53
市町村規模
1,822,992(札幌市)
予算規模
10億円
導入期間
平成10年(開業)
参考リンク
http://www.city.sapporo.jp/seiso/jigyousyo/namagomi.html
http://www.mes.co.jp/product/environ/a04.html
http://www.maff.go.jp/biomass/ad_dai1/biomass9.pdf
中空知衛生施設組合(なかそらち)
モモのコメント
取材時(平成15年7月)は地域で生ゴミ分別をはじめたところ。
本格稼動が楽しみですね。
キーワード
メタン発酵、バイオガス、生ゴミ、堆肥化
住所
北海道滝川市
市町村規模
46,711
予算規模
15億400万円
導入期間
平成15年
参考リンク
http://www.city.takikawa.hokkaido.jp/
http://www.maff.go.jp/biomass/ad_dai1/biomass9.pdf
滋賀県東浅井郡びわ町
モモのコメント
農村集落排水の汚泥を利用したコンポストは人気があるそうです。でも、コンポスト設備の容量により汚泥の2/3が焼却処分にまわっているのは残念。
キーワード
集落排水汚泥、コンポスト、堆肥化
住所
滋賀県東浅井郡びわ町
市町村規模
7,845
予算規模
1億9000万円
導入期間
平成2年(コンポスト施設稼動開始)
参考リンク
http://www.biwa.ne.jp/~biwa/h-top2.htm
http://www.maff.go.jp/biomass/ad_dai1/biomass9.pdf
横浜市下水道局
モモのコメント
昭和60年ごろから実験機を導入し、現在は施設内の電力の6割をまかなっているとのこと。燃料電池も一部で取り入れているそうです。
キーワード
下水汚泥消化ガス、メタン発酵、ガスエンジン発電
住所
横浜市
市町村規模
3,433,612
予算規模
1,179億円
導入期間
昭和62年(より段階的に設置)
参考リンク
http://www.city.yokohama.jp/me/cplan/mizu/
http://www.maff.go.jp/biomass/ad_dai1/biomass9.pdf
汚泥リサイクルパーク
モモのコメント
もともとし尿処理のみをおこなっていたが、メタン発酵設備などを建設し平成12年から、発電。堆肥は地元で大人気。
キーワード
し尿、浄化槽汚泥、生ゴミ、メタン発酵、発電
住所
新潟県上越市
市町村規模
132,925(上越市)
(他11市町村対象)
予算規模
87億1500万円
導入期間
平成12年
参考リンク
http://office.city.kakegawa.shizuoka.jp/newevsn/ev244.pdf
http://www.kitasuwa.jorne.ed.jp/kankyo/odei.html
http://www.city.joetsu.niigata.jp/gyosei/souzou/newsletter2/feature.html
郡山市浄化センターコンポスト化事業
モモのコメント
コンポスト化施設ができたのは昭和58年。
脱水汚泥を委託業者に引き渡す仕組みがうまく機能してます。
キーワード
脱水下水汚泥、コーヒー豆かす、コンポスト化
住所
福島県郡山市
市町村規模
330,776
予算規模
5億200万円
導入期間
昭和58年(コンポスト化施設稼動)
参考リンク
http://www.city.koriyama.fukushima.jp/
http://www.city.koriyama.fukushima.jp/ge-b/jouka/gesuishori.html#jouka
http://www.maff.go.jp/biomass/ad_dai1/biomass9.pdf
滋賀県愛知郡愛東町
モモのコメント
昭和56年から、廃食油を石鹸に変える事業を展開し、平成7年BDFプラントを購入。
軽油の代替燃料として町で利用しています。
キーワード
菜の花、一般家庭廃食油、学校給食廃食油、メチルエステル交換、菜の花プロジェクト
住所
滋賀県愛知郡愛東町
市町村規模
5,629
予算規模
450万円
導入期間
平成7年
参考リンク
http://www.town.aito.shiga.jp/
http://www.maff.go.jp/biomass/ad_dai1/biomass9.pdf
http://www.econavi.or.jp/bdf.html
http://www.econavi.or.jp/bdf1.html
注)
・
モモの町に関係なさそうな、木質系と水産系は取材していません。
(木質系の事例など、他にもたくさんあります。)
・
市町村規模のところは、総務省「平成14年住民基本台帳に基づく市町村別人口」のデータを参照しました。
・
予算規模は、初期の建設費用の概算です。