リンク集
サイトマップ
  コラム-モモのはみ出しレポート
CAPと農業環境対策
 

ヨーロッパの国々が行っている政策に、「CAP (Common Agricultural Policy)」、日本語で言うと、「共通農業政策」というものがあります。
成立したのは1960年代。その頃は、ヨーロッパ諸国の農業を強くするために導入された政策でしたが、環境対策を重視する方向へと大きく方向転換!この大きな流れの中で、ヨーロッパ諸国が、「農業境対策」を実施しているんです。

モモのノート

     

そして、右のグラフは、主な国の農業環境対策を実施している地域の比率を示したものです。
Minasをやってるオランダが、どうしてこんなに低くなっちゃうの!?と思っていろいろ聞いてみました。
国土が狭く、また、畜産が多いことやライン川など大河川の河口に位置することで、CAPのキビシイ規準にあてはめるととても不利になってしまう様子です。
日本では、どれくらいなんでしょうか。 (社)大日本農会の平成13年度調査によれば、全耕作面積のうち環境保全型農業の実施面積は16%だそうです。
英国並みといったところかもしれませんが、畜産に限っていえば、もっと数値は低いのではないでしょうか。

 
グラフ-農業環境対策実施地域の全耕地面積に対する比率

コラム-CAPと農業環境対策