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わたしの町に1万klの石油!?
 

「バイオマス・ニッポン総合戦略」閣議決定
には、さらに具体的な事柄が記されてます。 「現時点で見込まれるバイオマスの賦存量」として右のような表がありました。(2-1-1「バイオマスの利活用の展開方向」より。)

この合計3,500万キロリットルを、市町村の数(約3,300)で割ると、1市町村あたり1万キロリットル以上の石油エネルギーが、毎年産出できることになります!

しかもこれらはほとんどが、いま現在、廃棄物として捨てられていたり、あるいは、その処理にこまったりしているもののエネルギー量。この処理問題が解決されて同時にエネルギーを産み出すことができれば・・・わたしたちの町がどんどん変わっていく!

モモのノート

バイオマスの賦存量
  バイオマスをエネルギー量
から原油換算した量(kl)
廃棄物系バイオマス 2,400万 
未利用バイオマス 550万 
資源作物 540万 
合計 3,500万 
「バイオマス・ニッポン総合戦略」閣議決定より

さらに、バイオマスが今現在どんな利用のされ方をしているかも書かれています。(1-2-2「バイオマス利活用の現状」より。)

「バイオマスを直接燃焼するのではなく、いったんガス化、あるいは液化してから利用することにより、・・・」

モモの知識では、わらや木材を燃やすイメージぐらいしか頭に浮かばなかったけど、牛のふん尿なんて水分ばっかりで燃やすのはたいへんなんだそうです。「効率を高めるための技術開発はどんどん進んでいる」とあります。これはすぐにでも勉強しなくてはなりません。

製品への利用についても書かれています。家畜ふん尿の堆肥化などはわたしも知っていますが、プラスチックについての記述が!

「・・・生分解素材について、従来のプラスチックと異なり微生物により分解されるという特性等・・・」

プラスチックって石油からしかつくれないと思っていました。土に還せるプラスチックの開発が進んでいるということです。

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文明のパラダイムシフト:ポスト石油