実はわたしは、調べれば調べるほど、重荷に感じてきていました。実際に集落排水を使うには、汚水処理施設を建設するだけではなく、住民の方々にトイレ改造などの費用を負担していただかなければなりません。完成したあとも設備のメンテナンスなどをお願いしなければなりませんし、汚泥の利用だってさまざまな話し合いや調整が必要です。こんなにたいへんなことがわたしにできるのだろうかと、内心泣きそうな気持ちになっていたのです。しかし、この投稿を読んで目が覚めました。
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話し合いを持たねばならない、ということは、逆にいうと、それだけ町と住民の方々との関わり合いが増え、もちろん住民の方々の中での関わり合いも増えるということなのです。
おまけに、環境に対する意識が高まり、地域をきれいにしよう、という雰囲気が醸成されてしまうのです。 これだけのことがモモの町に起こるのなら、目前の苦労にめげてはいけないと、強く思いました。
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