再び「バイオマス・ニッポン総合戦略(閣議決定)」を見てみます。わたしの町に関係ありそうなものをピックアップしていくと、
・家畜排せつ物
(年間発生量約9,100万トンのうち80%が利用されているが大半が堆肥の利用。窒素過多の問題等考慮すると限界にきている地域もある。)
・食品廃棄物
(年間発生量約1,900万トンのうち、90%が焼却・埋立処理されている。)
・汚水処理後の汚泥
(年間7,600万トンのうちの40%が焼却・埋立処理。残り60%は建設資材や堆肥の利用。)
・稲わら、もみ殻等の農作物非食用部
(年間発生量1,300万トンのうち30%が堆肥、飼料などに利用。)
などがありました。これらを現代の技術でもって、エネルギーやそのほか役に立つものに変換して使おう、というのが農村でのアプローチになりそうです。たとえば、わたしが考えたのは、左の図のような感じで資源を循環させることです。
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