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まずはデータをみてみます。 右のグラフは、主な家畜(牛、豚、鶏)の農家一戸当たり飼養頭羽数です。年々増加する傾向にあります。しかし、農家の数が減少傾向にあり、しかも農業に従事する方々の高齢化が進んでいることは、モモの町をみても一目瞭然です。つまり、家畜のふん尿は増えているのに、処理する労働力は減っていることになります。

従来、家畜のふん尿は、自前あるいは周辺の耕作地に、スラリー(泥状)などの形でまいて利用していたそうです。耕作地や農家の減少から需要が減っており、さらに混住化が進んだため、農地への利用は限界に達しているところもあります。

しかし、処理しきれないふん尿を、いわゆる「野積み」「素掘り」などで放置してしまうと、悪臭や土壌・水質の汚染につながってしまいます。

なんとかして対策を考えなくては・・・ 資料を探っていたところ、こんな事例が出てきました。