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3つのR
 
   

しかし、循環型社会ってゴミを出さないだけなんでしょうか。「循環型」というぐらいですから、もっといろいろな循環があってもいいような気がします。 すると、「3つのR」という言葉にぶつかりました。 Reduce(減量),Reuse(再利用),Recycle(再資源化)です。

ゴミを資源に変える、というのは、Recycle(リサイクル)にあたりますが、たとえば、中古の家電製品から部品をとってもう一度使う、というのは、Reuse(再利用)の考え方に近くなるのかもしれません。「省エネ」は、Reduce(減量)につながる技術と言えそうです。

 

わたしの町がやっていくべきことが、これでかなりはっきりしてきました。「持続可能な社会」だと具体的になかなか思い浮かばないけど、「3つのR」ならなんとかアイデアが出てきそうです。

バイオマスの本を読んでいたら、「カスケード利用」という言葉が出てきました。同じ資源を段階的に何度も利用する、ということだそうです。
たとえば、木材の場合、まず製品(家具など)をそのまま再利用し、次に廃棄されたら今度はバラバラにして固めてボードをつくり、それが廃棄されたら次は燃やしてエネルギーに変える、といった感じです。お風呂のお湯を洗濯に使うのも「カスケード利用」かもしれないです。

図-3つのR

 

Reduce(リデュース)
減量、削減の意。ゴミになるものや環境に負荷を与えるものの排出を抑制する。環境汚染対策としては、最も効果が高い。

Reuse(リユース)
再利用、繰り返し使うの意。ビール瓶や酒のボトルなども、繰り返し使う運動も始まっています。リサイクルショップなどは、正確にはリユースショップです。

Recycle(リサイクル)
再資源化の意。使用が終わった製品を、もう一度原料に戻して再生利用すること。日本自動車協会では部品などは、2015年にはリサイクル率95%を目指しています。

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