燃料電池って電気と同時に熱も出るので両方利用してコージェネレーション(略してコージェネ)するとさらにいいわけです。
プラントの内部でも、電気と熱が必要なのでまずこれをまかなう。(右図参照)そして、あまった電気と熱を、いろいろなところで使えます。
うちの町の中にあるものだと、 ・学校や公民館 ・かんがいのポンプ場 ・畜舎の暖房 ・温室 あぁ、これが牛のふん尿や生ゴミでできちゃうなんて!
システムの全体像は上図のようになるそうです。 原料は、生ゴミや家畜ふん尿。これを、「メタン発酵」を用いてメタンガスを発生させる。メタンガスから「水素」を取り出して、燃料電池の燃料にする。燃料電池から電気と熱が出ます。そして、メタン発酵の残り物は、堆肥や液肥に使うことができるんです!
つまり、廃棄物の処理、発電、堆肥づくりの3つに加えて、熱の利用もできちゃうのがこのシステムのメリット!
デメリットとしては、ガスエンジン系の発電に比べて価格が高いことがあげられます。