もう少しこの文書を読み進むと、この戦略の目的が4つ書かれています。
1.地球温暖化の防止に向けて
バイオマスを利用すると二酸化炭素の増加が防げる!
温室効果ガスの削減を行えば、国際社会にアピールできる重要な実績となります。
2.循環型社会の形成に向けて
ゴミとして捨てられているバイオマスを使えれば、ゴミが減る!ゴミを資源として利用できれば、使うはずだった(化石)資源の利用も減らすことができる!
3.競争力のある新たな戦略的産業の育成に向けて
バイオマスを利用する新しい技術が出てくれば、新しい産業が生まれます。こういう環境産業を国家的に応援するということ。
4.農林漁業、農山漁村の活性化に向けて
「バイオマス・ニッポン総合戦略」では、農村の活性化が目的としてあがっているんです!
ということは・・・
農村から新しい産業が育っていくってこと!?
4.と3.とを組み合わせればそういうことになるわ。
しかも、その原料は農村から産み出されるもの。
つまり、農業は、食料をつくるだけではなく、エネルギーや製品の原料を同時に生産する産業になるということ。農業という概念自体がすっかり変わってしまう(!)かもしれません。
そして、バイオマスによる産業が育てば、農村が一歩先に循環型社会に変わっていって、都市をリードする可能性が生まれます。しかもこれは、地球温暖化を防止してるんだから、実績があがっていけば世界的に注目されることになる!
モモの町が世界のトップランナーになるのも夢じゃないってことね!!
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